月やどる
お盆を過ぎ、どこか秋を感じる頃。
昨日まで出かけていた安曇野の山あ
いでは、すでに尾花や桔梗、女郎花
など秋の七草が咲き始めていました。
日中はまだまだ暑いものの、朝夕は
涼しくて過ごしやすい気候でした。
今月の大人の半紙課題は「水清無魚」。
あまりにキレイすぎる水には魚が棲め
ないように、人も潔癖すぎるとかえっ
て疎まれるという意。
これに対し「水清月宿」は、
清らかな水には月がはっきりとどま
るように、心の清らかな人には神仏
からの恵みがあるという意。
清らかな水といえば、安曇野では何
十年ぶりにしたのが川遊び!
原生林のなかを入っていった先にあ
るキラキラと美しく澄んでいる清流
に、ザブンと思い切って頭まで入り
ました。冷たくって気持ちよくって、
いっきに心身の無用なものが流れで
て、自然はみごとです!!
また、今月の中学生硬筆課題は、
小倉百人一首36番、清原深養父の
夏の月を詠んだ美しい歌。
古典かなでも書いてみました。