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KEISUI 大人と子どものための書道教室

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意気

梅雨のはしりでしょうか。

先週末は、初夏の光に包まれた心地の
いい気候でした。
新緑に彩られた木々の鮮やかさ、時折
り吹く颯颯とした南風、自然が織りな
す一瞬の美しさに心打たれます。

心打たれること、というのは自然から
だけではなく、人の意気からもつよく
感じることです。

「人生感意気」
魏徴の詩『述懐』からの一節です。
人生は、欲得ではなく人の意気に心
打たれて行動することであるという意。
魏徴とは、初唐の政治家で楷書の極則
とされる『九成宮醴泉銘』を撰文した
人物でもあります。

教室では、児童毛筆の段位は九段まで。
その次は模範生、優待生、特待生と進
みます。今月、八段の昇段試験を受け
る中学生の作品を掲載します。

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