かんじと仮名
漢字かなまじりという書。
毎月の大人の課題にもありますが、
その歴史は浅く、書にも美術的な思想が
芽生えたときに書かれるようになった、
いわゆる現代書です。
身近な俳句や和歌 を題材として いるため
親しみやすい書でもあります。
あらためて日本語というものを考えて
みると、漢字とかなで成り立っていて、
日本人の思考も、漢字とひらがなとの
あいだを自然に行き来していることに
気がつきます。きっと日本語の美しさは
そこにあるのだろうと思います。
虫の声を聞きながらそのようなことを思っ
たり、調子よく夜ふけまでガラクタ整理を
したりしていたものだから、珍しく調子を
崩した9月末(苦笑)
気がつくと明日から神無月。
今年も書き初め誌上展に参加します。