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一点一画

先月 開催されていた、
『料紙のよそおい』五島美術館
『書だ! 石川九楊展』上野の森美術館
どちらも素晴らしい書道展でしたが、特筆
するなら後者でしょうか。表現の独自性に
しばらくは言葉がみつからないほどでした。

九楊先生より自作の解説を伺いましたが、
学術的で理論的、それもわかりやすい。
例えば、絵との根源的な違いについてを
お話しくださいましたが、
「書というものは文字を書くということで
あるから、常に一点一画を書いているので
あって、またそのリズムにコントロール
されている」と。

書の世界は豊かで深く自由だ。
そして多くの可能性を秘めてもいる。
それは厳然とした事実である。
そう確信した文月は過ぎ、葉月。
ともかく書く。一点一画!

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書だ! サインだ!!

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