うちわ
奈良時代まで遡るという歴史ある団扇ですが、
現代の夏の生活は冷房と切りはなして考える
ことなどできず、それを必需品とする価値も
減じてしまいました。
とはいえ、団扇には夏のすがすがしさを感じ
させる風雅さがあります。
というわけで、今年も7月最終週の教室では、
うちわに文字を書く!
うちわ作品をつくりました。今年はひと文字。
小字数でも墨色の変化を楽しんでもらいたくて
淡墨も使いました。
教室はいつもと違う和気 あいあいとした雰囲気、
楽しくいい時間でした。 それに書いた文字には、
それぞれの個性がちゃん と表現されていて、
たったひと文字だけれど、 そのなかにも書き手の
気持ちや、その一瞬のエネルギーが込められて
いる、やはり書は「すごいなぁ」「いいなぁ」
と純粋に思うのです。
作品は近いうちに生徒さんページにアップ いたします。