からだ
夕べの風に秋を感じるころ。
先日、安曇野の穂高養生園へ、
『アレクサンダーテクニーク&ヴォ
イスワーク』に参加してきました。
F.M.アレクサンダーが展開した身体
の構造を正しく知り、それを意識的
に使うことで、声や呼吸、姿勢など
のラクで自由な人間本来の身体表現
を取り戻すというテクニーク。
このところピラティスをするようにな
り、身体の不調は、その使い方のクセ
や思い込みによる間違った動きからく
るものが多いことを知り、アレクサン
ダー・テクニークにも興味を持ったと
いうわけ。
今回のワークでは、それをベースにし
ヴォイスワークやエクササイズ、いろ
いろな表現から自分を解放することで、
身体と心の深いつながりを感じられる
学びと気づきの多い時間でした。
姿勢のことでいえば、小さい頃から
「背筋をのばして」や「姿勢を正して」
と教育されてきましたし、私も教室で
は、ついそのように声がけしています。
それに対しアレクサンダーは、
「教師は、いつもそれを言うことは知
っているが、その正しい姿勢を知って
いる教師はほとんどいない」といった
言葉が印象的でした。
たしかに、姿勢を正すことは単に背筋
をのばすことだと思っているところが
あるし、姿勢への声がけも一辺倒だっ
たことに気がつきますから、、、。
今回のワークでは、正しい姿勢を保つ
ための意識の仕方がわかり、それが身
体構造にあっているからラクだという
こともわかりました。今後の教室では、
それがわかるような言語を使いながら
指導に活かしてゆきます。
そしてそして、またまたリレー書!
提案させていただきました!!笑
ひとり一文字、しかもヴォイスワーク
なので、担当する文字を声に出しなが
ら書くことで表現していただきました。
リレー書って、なんでこんなにも盛り
上がるのでしょう。おもしろすぎます!
いつでも、どこでも、書をとおしてお役
にたてて、楽しんでいただけ喜んでもら
えて感謝され、いっきに参加者の皆さん
との距離も近くなるし、いいことずくめ。
いよいよ最近では、チャンスがあればい
つでもできるよう、道具を車のトランク
に入れておりまして。笑
いずれにしても、私たちの身体はとって
も優秀なのです。その優秀な身体の構造
の正しい知識を持ち、意識して使うこと、
それを選択するのは自分しだいなのです。