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KEISUI

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くし

街路樹の緑が目立つようになりました。

ふいにつげ櫛がほしくなり買い求めた今日。
初めて使うつげ櫛、なんとも頭皮に心地よ
く髪にツヤがでます。

なめらかで、黄色みをおびた美しい木目、
きめ細かな弾力あるつげの木地は、手に
よくなじみ秀逸です。

櫛という漢字を白川静『字訓』で調べると、
串も櫛も同じ語源から分化した語で、串は
神事的な榜示の意味をもつ標木を象った字
であり、櫛も同じく呪飾としての意味をも
つものであったとあります。

縄文時代からあった櫛は、梳かすものとい
うよりは飾りであったようで、霊力を招く
と信じられ、身を守るものとして重んじ
られてきたよう。

目に見えない精神世界にも関心があるこの
ごろ。現代において封印されているものの
なかには、多くの価値あるものが秘められ
ていると思います。

私の手元に来る縁があったつげ櫛。
縁だって、人力を超えた精神世界のもの。

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