処暑
夏から秋へと移り変わるとされる今日。
これからは、そう厳しい暑さはみられなく
なるのでしょうか。
いつもとは違う、誰もが経験したことのな
い今年の夏、子どもたちにとっては2週間
ほどの短い夏休みが終わろうとしています。
ただ、短い夏休みであったとしても、教室の
子どもたちはいつも元気。夏の太陽に向かっ
て真っすぐのびる、ひまわりのよう。2週間
ほど会わなかっただけなのに、身長がぐんと
のびていたり、毛筆や硬筆ともに、ぐんぐん
上達していたり、それぞれの夏を楽しみなが
ら、心身共に成長しているようすが伺えます。
また、ひまわりに限らず、庭や道端の名もな
い草や小さな花だって、よく見ると、いろい
ろな表情をもち、一心にのびていることに気
がつきます。そっと静かに個性をもちながら。
朝夕の風にふいに涼をおぼえるころ。
ちょっと足をとめ、小さな自然を感じ対話を
楽しむゆとりを忘れたくないものです。