「もう雨は飽きました！」
とは、教室の生徒Sさんの言葉。

ほんとうに今年の梅雨は、例年にない大雨です。
ここまで降ると、雨の風情を楽しむなどという
気持ちも萎えてしまいます。日本では、熊本や
大分、福岡に、中国では長江周辺に大きな水害
が出ているようですが、これ以上被害が生じな
いことを心から願います。

そのような連日の雨でも、教室には、子どもか
ら大人までのエネルギーにあふれ、愉快なエピ
ソードも多々あって、たくさんの活力をもらう
日々です。

先日の教室では、小学4年生のMちゃんが、学校
で参加するコンクール毛筆課題に取り組んでいた
ため、硬筆課題が仕上がらず、宿題とし、週末ま
で自宅のポストに届けるよう約束していました。
それが届いていたので開けてみたところ、丁寧
に書かれた硬筆作品と、これまた丁寧に書かれ
た一筆箋が添えられていました。

自分の思いを手で書く、それがひと言であった
としても、その文字から相手と心をかよわせる
ことができる。手書きの良さは、そこにあるの
だと思います。

外は、今し方まで降っていた雨は上がり、青空
が広がり始めました。
Sさんの思い、通じたのかも？！笑