春分
春分を過ぎて花の季節。
草木の緑色もくっきりとしてきました。
春分の日を宇宙元日ともいうとは、最近
知ったこと。特に今年はそれを境に運の
流れがかわり、新しいエネルギーが入っ
てくるのだそう。とにかく大きな変化の
年なのだ!!とスピリチュアルに詳しい
方々は声を大にしておられます。
昨日、『院内展』へ銀座画廊まで出かけ
ました。来年のこの展覧会に、教室から
大人2名の生徒が出品を予定しているた
めの下検分。たくさんの力強い作品が揃
っていました。
そのなかで、創設者 大溪洗耳先生の賛助
出品には、いつも強い印象をうけます。
短鋒で渇筆を活かし、深い趣きと大らかさ
あるゆるぎない作品。軸装の裂地の濃紺
も渋く、じっくりと見入ってきました。
作品は、「萬物生光輝」
森羅万象すべてのものは自ずから光り輝
いているという悟りの境地を説いた禅語。
よくお正月の床飾りで用いられますが、
宇宙元日だからでしょうか?!笑
シンクロしています!!
禅語や床飾り、またそこに掛けられる
墨跡も精神的であり霊的な要素を大きく
もちますし。
大きな変化の年、宇宙に存在するすべての
ものが輝いてみえる、あるいは輝かせるの
は、ほかではなく自分のなかに。
自分の本質をみつめるまたとない好機。