高しま
木々がいっせいに芽吹き、桜花も蕾開く、
四季のうちで、もっとも生気を感じるときです。
先日歩いた神田川沿いは、桜の花びらがが美しく
風に揺れ、春の盛り到来を知らせてくれました。
そのような活力溢れる春、
『蕎麦 高しま』がオープンいたしました。
今回ご縁があり、店舗ロゴを揮毫させていただく
機会に恵まれました。
ご主人が長野県諏訪のご出身とのこと、そこに
ある「高島城」からいただいたという店名です。
その天守は、気品と風格を兼ね備えた端正な外観
が印象的。かつては、諏訪湖に突き出した水城で
浮城の異名を持っていたことから、日本三代湖城
の一つに数えられているとのこと。
故郷への想いを大切に書かせていただきました。
というわけで、さっそくランチにお伺いしました
が、石臼挽きのお蕎麦は風味がよく、手作りの
お豆腐や蕗の炊きものなど、どれも美味しく繊細
で上品なお味でした。店内は、清潔感ある心地の
良い空間、潔く映る入り口の真っ白な薄物の暖簾
が清々しく、ご夫婦の心意気を表しているよう
でした。
春は神田川沿いの桜、秋は水神社や椿山荘の紅葉
と移りゆく自然も楽しめる場所です。
是非、お出かけください。
『蕎麦 高しま』
文京区関口1-39-15
有楽町線江戸川橋駅1a出口神田川沿い徒歩10分。





