八女
八女にきています。
福岡県八女市の中心地である福島は、
城下町だったことから、居蔵という土蔵造り
の町家建築が並び、統一感があって、景観を
楽しませてくれます。
ちょうど、3月中旬まで「八女ぼんぼり祭り」
が行われており、17日の今日は「願い雛」
が八女公園でありました。
幸いにして年齢制限?!がなかったので、笑
そういうのが好きな女子といたしましては、
うきうきと願いごとを書いて、お雛さまに
託しました。
そして、その公園には、山頭火の句碑があり
ラッキーでした。2年前に山頭火を学び、
その奔放でありながら、あたたかさと人間味
ある自由律俳句が魅力的でよく書きました。
うしろ姿のしぐれてゆくか 山頭火
客体としてとらえた我が身を、もうひとりの
自分が見ているという、自嘲の前書きのある
句です。その前書きも含めることで、この句が
より深いものとなることがわかります。
山頭火は、なにを求め願っていたのだろうか。
うきうきと願いごとを書くことなど、なかった
のだろうか。
そんな八女の旅、
明日は、うきうき紙漉きしま~す。