作品
黄色に色づいた銀杏が風に舞い散る頃。
露地や干菓子に見られる吹寄は、落ち葉の
雅趣を表した風情あるものですが、晩秋から
初冬への茶人の心意気をも表現しているよう
で、ひとつの作品と言っても間違いではない
ように思います。
作品といえば、
「ARIGATO SAKURAGAOKA
Produced by ART PHOTO TOKYO」
フォトグラファーの方々が出品している、
写真と映像のアート作品展へ行ってきました。
世界が注目する気鋭の写真家の作品や、
音楽・デザイン・建築などを加えた作品の
数々は、なかなか斬新で面白かったです。
開催場所のある渋谷区桜丘町は、再開発を
迎えようとしているそうですが、未来に移り
ゆく街の、次につながる炎を灯したい、
という想いがこめられた企画とのこと。
ときには、このような作品展も新鮮です。
そして、今週から東京書作展が会期を迎えて
います。今年は、陶淵明の詩を薄紫の染め紙
に書いて出品しました。場所は東京都美術館。
上野恩賜公園の落葉樹も、あちこちに散り敷
いて、趣ある季節。ぜひお出かけください。
「東京書作展」
日時:11/26~12/2
9:30~17:30
場所:東京都美術館
入場料:500円
FYI☆同場所ではムンク展が、上野の森美術館
では、フェルメール展も開催中。