羽衣
教室では、先週から夏の小品づくり、
暑中見舞い書きで盛り上がり中。
小学1年のMちゃんは、小品の扇子
を持って踊りはじめたり、小学3年
のOくんからは「僕はこうしてゆっ
くり何かをつくる時間が好きなんだ
よね」と、うれしい言葉も聞かれた
り、いつもとは違う創作の時間に、
それぞれが楽しんでいるようです。
今週はどんな姿が見られ言葉が聞け
るのか、とっても楽しみ。
その前に、今月の児童条幅漢字課題
「羽衣」のこと。
条幅を書くときは、体幹を安定させ、
運腕を大きく、のびやかに運筆する
ことが求められますから、半紙より
身体と筆の使い方を意識しやすいの
が良いところ。
そして「羽衣」といえば、先月末に
宝生能楽堂へ、書の先輩と『羽衣』
を観てきました。朗々とした謡に、
華麗な舞い、無駄のない美しい身の
こなし、あらためて日本の伝統芸能
が有する身体技法の素晴らしさに、
ひたすら感心するばかり。
今、書道の学びと並行して、能も
絶賛学び中!
以下に、小学2年生から中学3年生
までの作品数点を掲載します。