漢字感じ
ぼちぼち木の葉が色づいてきました。
文化の日からの三連休は、あちらこちらで
イベントが開催されていたようですが、教室では
連休でも書き初め作品の仕上げに向けて、子ども
たちや大人の方々もがんばっていました。
それでも昨日は、娘の高校の学園祭をのぞき、
演奏や企画展、屋台など、高校生という半分大人
のような子どもたちのみなぎるエネルギーを
楽しく感じてきました。
選択授業の企画展での書はもちろん、それに対応
するかのような情報教科の展示も興味深く見てき
ました。 そのなかの「デザイン漢字」という展示
では、ひと目でその漢字のイメージが伝わるよう
造字法や構造原理に即しつつ作品が仕上げられて
いました。
デザイン方法は、自分が選んだ漢字をアウトライ
ンに変換し、オリジナルのパーツを組み合わせ
たりほかのベクタ画像を利用したりするそうです
が、意味を持つ漢字だからこそできるおもしろさ
だと思います。
漢字の表現もさまざまに選択できる時代、
これから高校生たちはどのような選択をし人生を
デザインしてゆくのだろうと、デジタルな漢字を
見ながら感じるおだやかな秋の名残りです。