こころおきて
緑が似合う季節。
そろそろ新茶のころでしょうか。
緑鮮やかな抹茶や煎茶も好きなのだけれど、
日ごろ家庭で飲むのはお番茶や焙じ茶。
お茶の中ではくだけた存在ですが、芳ばしい
香りのあつあつは格別です。お気に入りの
お茶は切らさないよういつも置いています。
そう、私たちは日常のなかでさまざまものを
身のまわりに置いています。本当にいろいろ。
漢文にもありました!置き字という存在。
「 於・于・乎・矣・焉・而 」
訓読するときは読みませんが、文の構造や文章
の構成に重要な働きをしていますので、法帖を
臨書していると何度も書くようになります。
そして、ものだけではなく心も置きますし。
で今日は、書く手をとめて筆を置き、ゆいさん
の心ばせにあずかりたく、心入れのお茶と甘味
を愉しみに行ってきました。
これで心置きなく書けるというもの。笑
「甘味ゆい」 あんみつと抹茶