Kanji
秋の雨にそぞろ寒さを覚えるこの頃。
先日、書作展の出品を終えました。
今回書いたのは、李白「塞下曲其六」。
いつもあたりまえに書いている漢字ですが、
非漢字圏の人にとっては、とても難易度が高く、
日本語習得の障壁となっていると聞きます。
今年の夏に久しぶりに会ったイタリア人の
友だちFrancescoは、日本にきて10年。日本語は
少しずつ話せるようになってきたけれど・・、
「Learning Kanji is hard!」と肩をすくめ
首を振って苦笑いしていました。
また近所のカフェのオーナーの奥さまで、スイス
生まれでイタリア育ちのLauraも、日本に住んで
22年になるのだけれど、
「Kanji is difficult to read and write!」
たしかに、常用漢字だけでも約2000字ある漢字。
そして日本では、音読みと訓読みがあって、
それぞれに複数の読み方があります。そのほかに
あて字なるものも存在しますし・・。
同じ漢字でも、中国語は一文字一音。
そう考えると、日本語の漢字のほうが、
はるかに学習者の負担度は高いといえそうです。
The English alphabet only has 26 letters!!