Now Loading...

KEISUI

Close

Blog

おセンチ

今夜は窓を開けていると、金木犀の香りが
部屋いっぱいに広がっています。

毎年、この香りがしてくると思い出すのは、
茶道のお稽古にかよっていた頃、私の
お点前中に宗匠がおっしゃった言葉。
その日はちょうど今夜のように、金木犀が
甘い香りを放っていて、それに話が及んだ
ときのこと、
「きんもくせいの香りは、私をおセンチな
気持ちにさせるの」と。
「おセンチ」!!
茶席にその響きがちょっと愉快で、その香り
とともにどんな思い出があるのかしらん?
などど思いをめぐらせながら、茶を点てたのを
思い出します。あれから宗匠は天へと旅立たれ。

金木犀の芳香は、静かに深みゆく秋の思いを
告げてくれているようです。
もうすぐ晩秋です。

PageTop ページトップへ

MembersPage 生徒さんのためのページ