技術の粋
東京スカイツリーへ行ってきました。
日本の建築技術の高さに、ただただ感心し
ました。いったい、建設にはどんな技術と
工夫が注ぎ込まれたのか?ネットや書籍から、
そのメイキングプロセスを探ってみました。
たくさんの技術の中でも特に感心したのは、
地震による倒壊から建物を守る方法の一つに、
五重塔と同じく中空構造の塔状建造物で、
その中に構造上独立した柱を持っていると
いうこと。心柱制振の原理を応用したもの
らしいということ。
また、スカイツリーの水平方向の断面は、
下部が三角形だんだんと、おむすび型になっ
て、途中から円になることで、神社仏閣など
の日本の伝統的な建築にみられる「そり」、
「むくり」のカーブがあること。
など、まだありましたが、
関係各所のウェブサイトで詳細な解説がされ
ているのでここまでにして、ともかく、
スカイツリーに費やされた技術一つひとつは
今まで蓄積された技術のすべてが集まって
つくられたものということがわかりました。
こうしたプロセスや背景を知ると、
もう一度訪れたいという気持ちになります。