わび
深まる秋に思いをいたすとき。
10月は、茶道では名残の月。1年のなかで、もっ
とも茶味豊かなときでもあります。5月から使い
なじんだ風炉との別れを惜しみつつ侘びた趣向
を愉しみます。足るを知り、とぼしきを喜ぶ侘
びの精神、そのような情趣を尊ぶ心意気こそ、
日本の美意識の高さであろうと思います。
そのような侘びの風趣ただよう月、教室では、
児童から大人まで、書き初め誌上展の課題に取
り組んでいます。出品締め切りの11月中旬まで、
しっかりと書き込んでゆきます!
書する時間を喜び楽しみながら。笑
そこで、今回から何回かにわけ、教室の様子を
少しですが、掲載してまいります。
まずは、一般の部 半紙課題『花開酒国春』