菜種
菜の花が咲き始めました。
新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、
あちこちで予定されていたイベントなどが延期
や中止になるなど、落ち着かない毎日です。
今週の教室は休みですが、今後の状況によって
は、3月1週目の教室を検討しなくては…。
そのようなときではあるけれど、かわらず咲く
花々の姿に春のきざしを感じます。花は人の心
をなだめ、なぐさめてくれているかのようです。
なだめと言えば、菜種につうずるそう。
北野天満宮では、菅原道真公の忌日に、神官の
挿頭花は菜の花とのこと。それはその昔、神饌
に菜種をはさむ習わしがあったからだそうです。
また、茶道では利休忌が終わるまで、茶室に
菜の花は活けません。
いずれも、霊をなだめ、なぐさめる意があるの
でしょう。
先日我が家では、昨年に畑で育てた菜花から採
った菜種を、うちの農部が手絞りしました。笑
菜っ葉によって、色も香りも違う!
香り高くコクがあって美味しい!!
やはり菜種は、いろいろをなだめてくれます。