不肖
書き初め誌上展の表彰式が挙行されました。
今年も当教室からは、大人2名、児童2名が上位賞
を受賞しました。児童の部の出品数は年々増え、
今年は3千点以上。そのようななか、受賞できた
ことは本当に光栄です。
これからも、生徒それぞれの力を引き出せるよう
丁寧な指導に努める! と、思いを新たにしました。
そして、年明けの教室は先週からスタート。
「不肖の弟子ではございますが、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます」
しかと、新年の挨拶をくださったSさん。
なんと、つつましやかな言葉なのでしょう。
儀礼的ではあるけれど、どこか格式があって。
無理して使うものでもないけれど、年齢やその
方の生きざまと釣り合いがとれているときに、
潔ささえ感じるものだなと、感心しました。
また、年始に訪れた大徳寺大仙院の石庭をも
彷彿とさせるような、清らかでさっぱりとして
いて、気持ちのいい言葉。
潔い言葉の選択に心がけましょ。
不肖のわたくしも。