今日は二十四節気の雨水。

2月号児童条幅課題は「雨水」と「はり」。
「雨水」とは、雪や氷が解けて水となり、
雪よりも雨が多くなるころのこと。
「はり」は針供養からで、いずれも2月
の歳時からの言葉です。

水、木曜日の生徒は今週に書きますが、
先週金、土曜日の生徒に問うてみると、
「 雨水 （うすい） 」を知っているのは
中２のAちゃんひとり。

五節句は誰もが知るところですが、雑節、
二十四節気、ましてや七十二候など、なか
なか知る機会がないのが今の暮らし。
ただ、その言葉やそこに込められた意味を
知ることで、日本語表現の美しさや豊かさ
に気づき、暮らしに多様さがもたらされる
のではないでしょうか。