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KEISUI 大人と子どものための書道教室

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節を分ける

立春を迎え、新しい年が始まりました。

立春前日の節分は、平安朝からの追儺
の儀が、中世になり豆まきと結びつい
た、にぎやかな年中行事です。
陰暦では、正月である立春から新しい
年が始まるとされ、その前日の節分に
一年の邪気を祓い清め、新しい年を迎
え入れたいという人々の願いがこのよう
な行事を生んだよう。

明治5年(1872年)に陰暦を廃止し太陽暦
を採用したことで、現代では節分よりも
正月が先に来るというチグハグが生じて
います。

書道の基本は古典臨書。
古典の原文を装丁した法帖を臨書します
から、もちろん陰暦で書かれています。
そのため、現代の太陽暦でとらえるのは
無理があって、陰暦を知ることも大事に
なります。
陰暦を意識してみることで、季節の移り
変わりや風土の特性など、より深く味わ
うことができるのではと思っています。

で、先日の節分はちょうど教室でした。
子どもたちに豆まきをするかを質問して
みると、ほとんどが「する!」とのこと。
「恵方巻も食べる!!」という声もあり、
年中行事を楽しんでいるご家庭が多くて
ほっとしました。

2月児童1.2.3.4年生の硬筆課題より

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