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KEISUI

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生祥

あたたかさは一進一退ではあるけれど、
庭の草木は芽をふくらませたり、花を
つけたりして生き生きと春を告げてい
ます。

この生き生きを保つため、また病害虫
の予防としても、今の時期から木酢液
を散布していますが、地道な作業です。

地道といえば、やはり臨書でしょうか。
法帖をよく観て、その書法を追体験する
ことで鑑賞眼が上がり、技法が身につく
というのが一般的にいわれる臨書の効用。

また、臨書の歴史は古典解釈の歴史とも
いわれ、これを反復することで古典への
理解が深まり、技法の精度が高まって、
それを創作に生かすというのも目標とな
ります。

漢字臨書の学書は、楷書から始まり行書、
草書と進み、篆書、隷書へ。書体の発生
した順ではなく、その逆から臨書するの
は、篆書や隷書がなじみの薄い書体であ
るため、取り組みづらいということがい
えます。

ただ篆書や隷書は、蔵峰による起筆、そ
こでたわめた穂先の弾力からの速度ある
力強い送筆、収筆のまとめ方の筆法など、
緩急により線質の変化が感じられる書体。
それゆえに楷書、行書、草書の上達に資
することは間違いなしです。

五體字類を学書してこそ漢字の臨書。
地道ではあるけれど、そのなかで自分の
いろいろな力と出会い、創作をとおして
さらなる力を生み出すことにつながって
いると感じます。

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