きじ
藤の花が美しいころ。
先日、なにやら視線を感じる?っと、
窓の外に目をやると・・・?!!
はと? うずら ?? なんだ???
そろりと近づくと、向こうもそろり
と歩きはじめ、そろりそろりとけっ
して飛ぶことなく歩きつづけ、お隣
の庭へ逃げて行ってしまいました。
いったいなんという鳥なのかと調べ
てみると、どうやらメスの雉だった
よう。
雉といえば、実家の裏に竹藪があっ
たころ、春から夏にかけて特有の鋭
い鳴き声をあげてオスの雉が所在を
知らせていたことを思い出します。
じっと声のする方を見ていると、と
きおり濃い青緑色の姿が見え隠れし、
あたりの静けさを打ちはらうかのご
とく、鋭く鳴いては佇む姿をこっそ
り見るのが好きでした。
あれから竹藪は伐採され、あのオス
雉はどこへ行ったのでしょうか。
ときに、いろいろな記憶の再生が起
こるけれど、変わらないものなどな
い、すべては変わりゆき、それをど
のように捉え見るかだけ。
メスの雉がきた日、教室の条幅課題
かな部は、「はと」!
子どもたちの書く「はと」、とって
もイキイキとしてのびやか!!
その元気な姿を捉え見ました。笑
4月号条幅課題かな部より、小学生から中学生
までの作品を数点掲載します。