ひらがな
小学1年生になったMちゃん、今は学校で
ひらがなを勉強しているのだそう。
今月の小学1年生の課題は、
・毛筆「上下」
・硬筆「あおい空を見上げる」
まずは漢字の筆順を確認してから、一画一画
ゆっくりと丁寧に筆をすすめます。
初めて書く漢字だから、とっても真剣で、
キラキラとした眼ざしで、なんだか初々しい。
そう!
だれもが初めはそうだったのだもの。
だれもがみんな子どもだったのだから。
何もかもが新しくって、何もかもが
おもしろくって。
先日、毎月第4水曜日の朝日新聞夕刊に
掲載される、谷川俊太郎さんの書き下ろし
の詩に深く考えさせられました。
ひらがなだけの「はらっぱ」という詩ですが、
その表音文字だけの詩は自由でとらわれの
ない世界だけれど、だからこそこちらに
迫ってくる力があります。
ひらがな勉強中のMちゃんのキラキラとした
眼ざし、私たち大人も忘れてはいけないと思う、
ゆく春です。