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奈良墨

日本が世界に誇る至宝の数々をもつ奈良。
今年の夏は古都の風情を、限られた時間でした
が楽しんできました。

見どころはたくさんあるけれど、奈良といえば、
奈良墨!日本の墨の95%が奈良で生産されてい
ます。

その奈良墨の工房「錦光園」におじゃまし、
『にぎり墨』を体験してきました!

「錦光園」のご主人。
まずは墨の歴史や作り方などお話を伺いました。
にぎり墨0.JPG

墨の原料を練り合わせ、重さを計ります。
にぎり墨2.JPG

それを棒状に伸ばします。
にぎり墨3.JPG

木型に入れて型押しし、灰乾燥させ、自然乾燥
させると、完成。
にぎり墨1.JPG
となるわけですが『にぎり墨』は木型に入れず、
自分の手でにぎって形を作ります。

やさしく手のひらでつつみ込み、ぎゅっとにぎり
ます。柔らかいです〜。
にぎり墨4.JPG
※佳水の手です!

手の型と指紋がついた墨ができました。
なんとも面白い形です〜〜。
にぎり墨5.JPG

これをそっと紙に包み、桐の箱に入れてもら
いました。自宅に持ち帰り、箱ごとタンスの
中などに入れて最低3ヶ月はそのままで乾燥
させます。固くなった墨は、紙を取って使っ
ても良し、そのまま置いて数年経ってから使
っても良し。

墨は年数が経つほど良い色がでます。
今、気に入って使っている墨も、1965年製
なので、今回のにぎった墨を使うとしたら
ずっと先。気の長いことですが、楽しみが先
にあるというのも幸せなことです。

歴史ある奈良。
その永いときの流れとともに磨かれること
でつくりだされる様々なものに心打たれます。

興福寺.JPG
夜の奈良公園では、灯花会が行われていました。
写真は、ライトアップされた興福寺の五重塔。

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