大道
七月半ば、そろそろ梅雨明けが待たれる頃。
教室に5年間通ってくださったHさんが、
この度、富山県氷見市で木工芸のアトリエ
『laboratorio de h』を開設されることに
なり、教室を卒業なさいました。
というわけで、本格的な炎暑が始まる前の
先週末、教室の大人の方々と、近所のカフェ
『cafe de Fleurus 27』で送別会と暑気払い
を行いました。
日頃は、なかなか聞けない皆さんの近況や、
書への思いなどを伺ったり、Mさん、Hさん
のウクレレ演奏もあったり、とっても愉快な
時間となりました。
書の道に終わりなどなく、進めば進むほど、
その魅力に惹かれ、思いは強くなるばかり
ですが、書にかぎらずとも、すべての道は、
日常のそのときどきを丁寧に生きることで、
大きな真実の道に通じているはずです。
どんなときも、道はすぐそこにあって、それ
に気づき、どのようにとらえ、進んでゆくの
かが生き方に大きく作用しているのではない
でしょうか。
教室の皆さんもそれぞれに、ご自分の道が
あり、そのなかに書の道を透してくださった
おかげでつながったご縁。感謝です。