冬はあたたかく
「寒い。」
と言ってみたところで寒くなくなるわけではないのに、
朝から何度となく口をついてでてしまいます。
そんな冬の日だからこそ、あたたかくなる工夫をしなくては。
そういえば、今月も秋田のとうさん、かあさんから、新米が送られ
てきました。そこには、いつもかあさんの直筆の手紙が添えられて
います。楚々と慎ましく、今頃の秋田はどんなにか寒い毎日を送って
いらっしゃることでしょう。それなのにこちらをいたわってくださる
穏やかな文体。読むたびにじんわりと心があたたかくなります。
『秋田のとうさん、かあさん。』
出会いは一年前、娘が中学の学習旅行で秋田へ行き、
農業体験をさせていただき、お世話になったのがきっかけです。
この学習旅行で得た農家での体験は、子どもたちの心に深く染み入り、
大切なことを気づかせてくれる、学び多き体験だったようです。
それ以来、娘には秋田にも とうさんとかあさんがいるのですが、
その学習旅行の帰り、お土産にと持たせてくださった新米!
これがスゴイ。ただのお米ではない。おどろくほど美味しいお米
だったのです。炊き上がりのピチピチとしたつや、口に入れたとき
のかおり、モチモチ感や旨みは、言葉では言い表せないほどです。
送られてくるお米とともに、細やかなお心づかい、あたたかな
お気持ちをわけていただいてます。
そして、がつんとあったかくなるこちらの画像。
かっこいい!!!
力作の消しゴムはんこの「絆」。剛の終筆。
職場の大先輩が熱狂的なファンで、今年のアリーナツアーの
ライヴに持って行きたいからと頼まれて書いたというMさんの作品。
今は教室で師範を目指してがんばっていらっしゃいます。
ライヴの熱気がこちらまで伝わってきそうです。
わかちあうこと。あたたかくなる工夫のひとつであると確信します。