つれづれ
春でも汗ばむころ。
教室では、児童生徒の宿題として
硬筆ノートを用意しています。
まずは「いろは歌」からはじめ、
『枕草子』『徒然草』や都道府県
などに取り組んでもらいます。
『枕草子』『徒然草』は『方丈記』
を入れて日本三大随筆。
いずれも、はじまりの有名な文句は、
今でも暗唱テストの定番です。
どれも、日常のありのままを正直に
自由に書きつづり、軽妙でおかしみ
もある文章に魅力を感じます。
つれづれなるまま、硯に向かい墨を
磨り心に浮かぶとりとめのないこと
を書いていると、他のことを忘れる
ほど気持ちが高まったという『徒然
草』序段のように、書く行為の意義
はとても大きいということがわかり
ます。
ひとまず書くことで、感情の統制や
思考の整理につながり、自己を見つ
め気づきを得るツールとしておおい
に役立つと感じています。




