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佐くら花

3月が去ろうとする今日は、旧暦ひな祭り。

年中行事を旧暦で祝うということは、季節の
変化を鋭敏に感じとる繊細さが養われ、おの
ずと自然との調和がとれるような気がして、
今年は旧暦で祝うことに!

季節はいよいよ桃から桜へと今年の春盛りの
ときです。桜花が咲き始めた昨日は、たくさ
んのお花見客で賑わう代々木公園で新しいご
縁に恵まれ、花のもと6人で語り合う楽しい
時間となりました。

思えば初花を見つけてから1週間ほどの盛り。
散りぎわを潔しと思うこともあれば、一抹の
寂しさを思うこともあって、これほど気持ち
をみだす花はないのかもしれません。

いずれにしても、咲きほこる艶やかさもさる
ことながら、散りぎわにこそいっそうの美し
さをみますから、世の中のこと、人との関係
までも、佐くら花 の如くあれということでし
ょうか。

『古今和歌集』 巻第二 花歌下 七一 詠み人しらず

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